これからの中東、世界はどうなる?

イスラエルとガザに関する記事をしょっちゅう見かける今日この頃。
「イスラエル、ガザに侵攻」
「イスラエル、ガザ地上侵攻の備えも 戦闘激化」
「イスラエル軍は14日夜、パレスチナ自治区ガザへの大規模空爆を開始した。」
「イスラエル空軍はガザ地区のハマス拠点に対する攻撃を続けているが、女性、子供を含む民間人の犠牲者も出ている。
「ガザ当局者によると、イスラエルの空爆による犠牲者は29人に上り、このうち民間人は子どもと妊婦を含む16人。」
「08年から09年初めにかけてイスラエル軍はガザに侵攻した。これによって、民間人を含むパレスチナ人約1400人が死亡。」
・・・
なんかつっかかるなぁ。どのメディアも「イスラエル=悪」というイメージを植え付けるような記事ばかり。
ガザでの被害やイスラエルの「侵略行為」ばかりに焦点を当てて書かれている。
調べてみると少しずつその背景が見えてきた。
第四次中東戦争の時に、世界中の報道が中東諸国を非難した。
この時、元イラクの大統領だったサダム・フセインは
「イスラエル側の報道をした国全てに石油をストップしよう」
と提案し、他のアラブ諸国がこれに賛同。
また、イランのハメネイ師がニューヨーク・タイムズで語った言葉は次の通り。
「私たちは石油を使ってイスラエルにつく西洋諸国を攻撃することができる。私達が1ヶ月石油を止めれば世界を揺るがすことができる。」
世界の石油の6割をアラブ諸国が占める。
この時のオイルショックを堺に世界のマスメディアは、イスラエル側につきアラブ諸国(アラム連盟)を非難する報道ができなくなった。
イスラエルにも確かに非難されるところがある。そして、そもそものイスラエルの建国時の戦争にも疑問がなくもない。しかし、今のメディアはイスラエルの「非人道的行為」やガザの被害ばかりを取り上げる偏向報道が見受けられる。ハマスが行なってきた女、子どもを利用したテロ行為やかつての停戦協定の無視、ハマスの残虐行為などは現在ほとんど報道されない。
メディアは双方の情報をバランスよく報道すべきである。しかし、石油の力を前にそれはなかなか難しい。
聖書の預言にもある通り、「地のすべての国々はイスラエルに敵対する」という言葉が近いうちに実現するかもしれない。
☆今日の一言バイブル
「見よ。わたしはエルサレムを、その回りのすべての国々の民をよろめかす杯とする。ユダについてもそうなる。エルサレムの包囲されるときに。
その日、わたしはエルサレムを、すべての国々の民にとって重い石とする。すべてそれをかつぐ者は、ひどく傷を受ける。地のすべての国々は、それに向かって集まって来よう。」
―ゼカリア書12章2,3節―
# by goodnews_wwjd | 2012-11-18 22:59